弘前大学医学部附属病院は、青森県の基幹病院として病床数636床を有し、高度で先進的な医療を提供することで、青森県の医療を支える重要な役割を担っています。
この度、当病院のサポートを手がけるアメニティと弘前大学医学部附属病院は、病室Wi-Fi構築を計画しました。病院内の工事では、スタッフや入院患者の業務や生活の妨げにならないよう、綿密なスケジュール調整と丁寧な施工が必要です。
そこで、当社の価格面でのメリット、そして様々な施設へのWi-Fi導入実績とネットワーク設計の提案内容を総合的に評価いただき、当社にお任せいただくことになりました。
入院棟東と第2病棟それぞれに光回線を新しく敷設し、IPv6対応を行うことで、より安定した環境を整えました。
さらに、すべての病室に確実にWi-Fiを飛ばすため、病室それぞれをカバーできるようアクセスポイントを設置いたしました。
院内の業務用Wi-Fiと電波干渉を防ぐため、オートチャンネル機能や電波強度の自動調整など、高度な電波コントロールを実現しました。
また、院内のネットワーク環境とは完全に切り離し、入院患者様やスタッフ休憩室専用のWi-Fiとして構築しています。
入院棟東と第2病棟に、それぞれ光回線を2本敷設いたしました。
通常時は、この2本の回線を同時に使って通信することで、通信の安定性を確保しています。
万が一1本の回線の通信が切れても、もう1本の回線がつながっていれば、Wi-Fiの通信が途切れることがありません。
2台のセンタースイッチングハブ(L3スイッチ)を仮想的に1台として扱うことで、もし1台のスイッチングハブが故障しても、もう1台のスイッチングハブが引き継ぎ、ネットワークが停止しないようにしています。
また、センタースイッチングハブと各フロアハブを2本のケーブルで接続することで、データの通信容量が上がり、通信遅延の発生を抑えることができます。
弘前大学医学部附属病院
入院棟東/第2病棟
病室およびスタッフ休憩室
入院患者様は、病室で過ごす時間が長くなるため、インターネットや動画配信サービスなどの利用により生活の充実化を図ることができます。
また、オンライン通話(利用可能エリア内)などで家族や友人と連絡を取り合うこともしやすくなります。
Wi-Fiがあれば病室でもインターネットに接続することができるため、利便性向上につながります。
また、病室に訪れることができない入院患者様の関係者とビデオ通話で会話させることもできます。
職員が休憩時間にWi-Fiでオンライン学習やSNSの利用、動画視聴などを行うことができます。
これらは職員の満足度向上に繋がり、病院のイメージ向上にも貢献します。
蒼の風では、ICTを駆使し、科学的介護の導入をすることで、ご利用者様のより良い機能改善を目指しています。
そのため、当グループホームを新築する際に、ICT化のためにファイバーゲートのWi-Fiを導入しました。
業務用とゲスト用のSSIDを区別いただいているので、安心して活用できております。
屋外にネットワークカメラも設置して防犯対策や入居者の見守りも行っており、入居者様やご家族が安心して過ごせるよう努めています。